「6本指で幸福を掴み取るにゃ!」
幸せを呼ぶ6本指の猫が暮らすキューバで幸福キャットに癒される
みなさん,6本指の猫が幸せを呼ぶ幸福の猫と呼ばれていることをご存知でしょうか。
この記事ではインターネットでとても有名な6本指を持つ幸せの猫が暮らしているキューバの「アーネスト・ヘミングウェイ博物館」についてご紹介します。
様々な国の猫に触れ合うために30ヶ国を旅した私ですが,未だかつてキューバには行ったことがありません。
キューバ共和国について調べれば調べるほど,美しいカリブ海に浮かぶ島国に興味が湧いてくると同時に,そんな美しい国に「幸福の6本指の猫」が暮らしているなんてとても素敵だなと思いました。
アーネスト・ヘミングウェイ博物館とは?
ラテンアメリカの島国であるキューバ共和国はコロニアル建築が並ぶ美しい街並みで「カリブ海の真珠」と呼ばれています。
このような美しい場所にあるヘミングウェイ博物館は、アメリカで最も愛されているノーベル賞作家のアーネスト・ヘミングウェイが生前住んでいた家をそのまま保存し,博物館としてキューバの人気観光地の1つになっています。
黒猫を抱き寄せるヘミングウェイ。
机の上に乗っても猫を怒らないどころか自分の水を分け与えるヘミングウェイ。
猫(テーブルに置いてある水しか飲まないにゃよ)
6本指の猫ちゃんはどこから?
いったいどうしてヘミングウェイは6本指の猫を可愛がっていたのでしょうか?
もともとヘミングウェイはとても猫好きで,フロリダ州キーウェストに住んでいたときに知り合いの船長からスノーホワイトという6本指の猫をもったことから猫との暮らしをスタートさせます。
彼は6本指の多指症である美しい猫を「幸福を呼ぶ猫」としてとても可愛がっていたそうです。
当時は2匹だった6本指の猫ですが,現在は博物館には55匹の猫のうち半数が幸福を呼ぶ6本指の猫が暮らしているようです。
博物館を訪れると敷地内でごろごろまったりと出迎えてくれるようですよ。
(床が冷たくて気持ちいいにゃ)
トウモロコシをあげるヘミングウェイ。愛猫を見つめる真剣な眼差しが熱いです。
小ネタ
メインクーンの祖先は6本指だったことから,ヘミングウェイがもらった猫はメインクーンではないかと考えられています。
もう一つ小ネタとして,6本指の猫は健常な猫ちゃんよりも器用だそうです。
その器用さが船のネズミを捕まえるのに役立っており,「幸福を呼ぶ猫」として呼ばれていたそうです。
(僕,ネズミ捕まえるの得意です!ペロリ。)
私は猫を5匹飼っているのですが,どの猫もハンターとしての役目を果たしません。
「イエネコ」は虫を見ても追うどころか見向きもせずに無視をしますよね,虫だけに…。
行き方
車
所要時間:旧市街地から車で30分
タクシー
所要時間:旧市街地から車で30分
金額:20〜30CUC(3000〜4000円程度)
バス
所要時間:1時間程度
路線:P2(という市内からバスに乗車)
0.05CUC(約6円程度)
観光情報
大人:13米ドル、 子供:6米ドル、 団体:10.50米ドル 5歳以下無料
基本情報住所 907 Whitehead Street, Key West, Florida 33040
TEL/FAX (305)2941136 / (305)2942755
営業時間:9時~17時
公式サイト:http://www.hemingwayhome.com
いかがでしたか?
6本指の猫なんてとても珍しいですよね。筆者の周りでは聞いたことがありません。
日本では鍵尻尾の猫が幸せを引っ掛けてくると言われていますが,異国キューバでは6本指の猫が幸せを掴むと呼ばれているんですね。
(会いに来てにゃ❤️)